ようこそおいでくださいました。
娘に雑魚キャラとあだ名を付けられた
wapeko( @wapekopeko)でございます。
雑魚キャラでも、実子と里子を育てていますw
こちらのブログは、悩み苦しむ里親さんが、孤独にならないように
また、養育里親を目指している方の参考になれば良いなという想いでつづっております。
里子ラブリン5歳㊚ 委託10か月
発達検査の結果は1歳〜2歳遅れの里子
コロナで延期になっていた入園が見えてきました。
この2か月、マラソンでいうと、喉カラッカラやのに、見えてたはずの給水ポイントがどんどん遠のいてた状態で、かなりしんどかったです・・・。
多弁で一日中喋っていますが、言語理解は低いんです。
会話が成立しないのはもちろんのこと、指示もなかなか通りません。
「はい」と返事をするけど、意味はわかってないんです。
これ、地味に困ります。
人間が使う一番便利な意思疎通のツール、それが “言葉“
それがスッといかないのは、結構ストレスなんです。
もどかしい言葉での指示ラリー
とある日のやり取り
<お片付け編>
①おもちゃ箱からあふれた絵を片付けるよう指示
↓
当然この指示では伝わらない。
②「いらない絵は捨てます。いる絵は箱に入れます」
↓
なぜか癇癪始まったが、何やら始めた様子
③ 「これは捨てる。捨ててもいい?」
とプチ癇癪しながら新品の紙を持ってきた
(なぜそれを捨てる)
④「この紙はまだ描けるから捨てる紙じゃないでしょ?」
↓
「ラブリンもう今日はお絵描きしない」
⑤「今描かなくてもまた描くときにいるから、これは捨てません」
↓
「え・・・なんで・・・」(なんでわからへんねん・・・)
⑥(和牛川西ばりの)「もうええわー」
時間があれは一緒にやりながらレクチャーできるけど、それができる時ばかりじゃない。
とにかく手間がかかる彼との関りは工夫がいる。
最近やっと自分から湧き出る(なんで?)に引っかからないようになってきた。
イチイチ引っかかっても時間の無駄じゃ。
そして彼も変わった。
以前は⑥の
「もうええわ」
に対して、愛直障害が爆発し、「なんで!なんでもういいって言うの!!ねぇ!ねぇ!」と、もうひと癇癪始まるところだった。
この時は、追い癇癪がなかったのがせめてもの救いだった。
なるべく省エネがモットーです。
言葉が入らない状態を可視化すると
ラブリンと関わっていると、よく脳裏に浮かぶ光景。
コーヒーを淹れる時、一気にお湯を注ぐと溢れそうになりますね。
最初はチビチビお湯を注ぐのがコツだと聞いたことがあります。
私にはそんな丁寧な淹れ方できませんが。
施設での生活が長かった彼には、教えることがたくさんある。
きっと、常に飽和状態。
教える、入らない
教える、入らない
教える、入らない(泣)
そんな中でも、半年に一回くらいのスパンで、すごく楽な時期が訪れる。
飽和状態だったお湯が、半年かけて落ちていったのかな?と思えるほど、言い続けたことが実践できるようになる。
遅すぎてコーヒー冷める・・・苦笑
コーヒーみたいに、ゆっくりでもお湯が落ちていく様子が目に見えたらいいけど、それが見えないのがつらいところ。
振り返れば、だいぶ黙ってられる時間ができたな、家族と他人の違いがわかってきたなとは思うけど、まぁなんせ時間かかる。辛抱いる。イライラもする。絶望も感じる。
まとめ
言語理解が低い子には、短い言葉でわかりやすく指示を出すのが鉄則です。
ただ、それでもわからないので、結局一緒にやらないといけません。
言葉の指示だけでは1000%指示通りに仕上がりません。
そんなストレスから逃れるには、一緒にやれない時には指示を出さないことでしょう笑
招かれざる癇癪を呼び起こさないようにする笑
指示が伝わらないストレスに、癇癪のトッピングはマジ勘弁ですよね〜♪
とにかく工夫がいる養育です。
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