養育里親とは 養育里親登録前実習DAY1

里親登録までの道のり

Let’s! 養育里親 その6】

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登録前実習一日目 未就園児との触れ合い

私たちが実習にお邪魔したのは平日だったので、午前中は未就園児と遊び、午後は委託についての詳しい現状や、栄養士さんのお話などを聞き、知識を深めました。そしてその後、帰ってきた小学生と関わるといった日程でした。

未就園児組は4歳の男の子2人、3歳の女の子1人で合計3人でした。

「お邪魔します~。〇〇です~。」と自己紹介をしながら部屋に入ると、三人がワーーーーっと押し寄せて、抱きついてきてくれました。

やだ~~~~、とりこし苦労やったやーーーーん(^-^)

なついてくれるやーーーーーん(^-^)

と思ったのが甘かった・・・(*_*)

なぜならライバル(夫)は人気者。

男子二人のハートをいとも簡単にキャッチしたのだ。

じゃあ私は女の子にいくしかない!

おままごとでどうだ!

アンパンマンか!?

私も元女の子、娘もいる。

なんとかなる!

と意気込んで女の子をみると、テレビに夢中・・・(+_+) オーーーイ。

こういう時はグイグイいかずに時間をかけましょうかね。

ガツガツ来られるのも嫌かもしれなし、たった今会ったばっかりのおばさんだもの・・・。

と、圧倒的に子どもと遊ぶ引き出しの少なさを痛感しながら、自分を慰める。

見るに見かねた里親担当のスタッフさんがアシストしてくださった。

「〇〇ちゃん、おばちゃんとこれして遊ぼうか~」

と誘導する。

あまり乗り気でない女の子。

なんなら盛り上がっている夫の方に行きたい様子。

私、開始30分で泣きそうになる。

それでも救われるのが、抱っこを拒まないでいてくれること。

なんとかお近づきになった女の子を抱っこして、外の景色を見て

「次は自転車が通るかな~。車かな~」とか、これまたイマイチ盛り上がりに欠ける会話をして過ごしたりした。

少し慣れてくれた女の子の、高い高いして~のリクエストに応えるべく、必死で持ち上げるも、ずっと負傷している左肩がなかなか上がらない(@_@;)

おい、私の肩!頼む、伸びてくれーーーー(>_<)

ここでがっつりハートキャッチできるチャンスなんだ・・・。

願い届かず目標地点まで上がらないという・・・。

盛り上げも、持ち上げもできない。どこまでへっぽこなんだよ私。

こんなに時間が過ぎるのが遅いとは・・・。

一方夫の方は相変わらず楽しそう。

お昼になり、子どもたちと一緒に昼食をいただくことに。

「おっちゃん、ここ座って~!」

と不動の人気を見せつけられても、もはや私は何の感情もわかない。

これ以上傷つかないための、私の中の防衛反応だろう ( 一一)

無の境地でたたずんでいると

「おばちゃんもこっちー!」

(^-^)(^-^)(^-^)ヤッターヤッターヤッター☆彡

キミハ天使デスカ???

その後、ずっと女の子と手を握り合いながら食事をとったわけです。

未就園児組とはここでお別れ。

「また明日も遊ぼなー!」

と言いながらみんな抱きついてくる。

あぁかわいい♡

愛おしい♡

登録前実習一日目 小学生との触れ合い

午後は小学生女子のお部屋へ。

同じく自己紹介をして入ると、高学年にもかかわらず、とても自然に受け入れてくれた。

施設の子たちは、こういう実習生の出入りに慣れているからだそう。

みんなでちゃちゃっと宿題を済ませて、次の日の準備をしておやつを食べて。

いやぁ、偉い。偉すぎ。

うちの子どもたちとえらい違いです。

ただここでもスタッフさんが言うんです。

「きっちりできるのもいいけど、ダラダラさせてあげることも必要なんですよね。ここではそれが無理なので。」

なるほどな~。きっちりできるのは親としては理想だけど、子どものペースでできることも、この子たちには必要だよな~と。

だから、家庭での生活が大事なんだな。

施設にいると、友だちがたくさんいて楽しそうだけど、やっぱり家に帰って友だちと離れてほっとするって時間も必要。

普通の暮らし。

平穏な家庭での暮らし。

ここでの実習が、我が家の親子関係や家庭の在り方を、改めて見つめなおすきっかけになりました。

以上登録前実習一日目報告でした。

予告していた人生最大の屈辱と切なさは二日目に起きますよ~。

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