[里子 可愛くない] 苦しむ里親

愛着障害

 


ようこそおいでくださいました。

娘に雑魚キャラとあだ名を付けられた

wapeko( @wapekopeko)でございます。

雑魚キャラでも、実子と里子を育てていますw

こちらのブログは、悩み苦しむ里親さんが、孤独にならないように

また、養育里親を目指している方の参考になれば良いなという想いでつづっております。

 

 

里親さん
里親さん

里子が可愛いと思えません。

wapeko
wapeko

うぅ。わかります。苦しいですよね・・・。

里親さん
里親さん

他の里親さんのところに行った方がよかったのでは?と思ってしまいます。

wapeko
wapeko

私も同じことを思ったことがありますよ・・・。

里親さん
里親さん

うまくいかないことが続くと、大切にしてあげたいと思う気持ちが消えそうで。

wapeko
wapeko

痛いほどわかります(T ^ T)

 

里子、後悔。可愛くない。返したい。

ショッキングなキーワードでしょうか?

養育里親さんの中で、何割の方が検索したのでしょう・・・。

そして、どんな思いで検索したのでしょう・・・。

 

もしも

「里子可愛くない」

とつぶやいたら、どうなるでしょう?

 

「里子がかわいそう」

「こんな人が里親やってて大丈夫?」

「里親失格」

「何のために里親になったんだ」

「通報しろ!」

 

こんな感じでしょうか。

SNSを見ていると、元里子さん、元社会的養護さんもおられ、ひどい里親だった。と主張されている方もいらっしゃいます。

 

ただ、このキーワードで検索する里親さんは、決してひどい里親と呼ばれる側ではないと思うのです。

 

“里子後悔“と検索した人は、この後悔を後悔で終わらせたくないという思いで検索する。

 

“里子可愛くない“と検索する裏には、本当は里子を可愛いと思えるようになりたい。

 

“里子返したい“と検索する人は、里子の返し方を知りたいのではなく、同じように苦しんでいる仲間を探し、“一人じゃないんだ“と安心したい。

 

文字に表れない気持ちが、そこにはあると思うのです。

 

 

私が出会った里親さんは、みんな真面目です。

 

 

大真面目に、真剣に、里子と向き合っています。

 

私だって、

『あぁぁ、もう無理。なんなんよ!』

と思いながら、光を求めて検索しまくったもん。

 

何がこんなに大変なのか

 

はっきりと言えるのは、血のつながりはまっっったく関係ありません。

 

ひとえに、関係の築きにくさです

 

里子が繰り返す不適切な行動

里子が繰り返す不適切な関わり

 

里子が思い通りにならないとか、里子が言うことを聞いてくれないとか、そんなレベルの話じゃないんですよね。

 

もちろん、里子に罪はありません。

 

 

元社会的養護、元里子さんが

社会的養護を見ては、愛着障害だ!と決めつけないでくれ

とつぶやいているのを見かけたことがあります。

 

 

おっしゃる通りです。

 

だれでも、十把一からげにされたら、気分を害します。

 

しかしながら、愛着障害になり得る可能性は高いと思っています。

 

抑制型愛着障害でも、脱抑制型愛着障害でも、関係の築きにくさがあります。

 

 

【専門家監修】愛着障害とは?医学的な診断名、愛着障害と発達障害との関連について【LITALICO発達ナビ】
愛着障害とは、親など特定の養育者との愛着形成がうまくいかないことで現れる困難の総称です。愛着障害に関しては、現在、医学・心理学などでさまざまな定義や考え方があります。このコラムでは反応性アタッチメント障害(反応性愛着障害)、脱抑制型対人交流障害という医学的な診断に関する症状や発達障害との関連について紹介します。

 

 

そこに発達障害や、過去の不適切な養育がトッピングされたら、難易度は跳ね上がります。

 

 

この愛着障害の知識は、里親にとっては必須の知識です。

 

なのに私は、研修で一度も聞きませんでした。

 

 

米澤好史先生の[やさしくわかる愛着障害]の本に出会ったのは、委託後に参加した里親サロンでした。

 

この本は、何度も当ブログで紹介しておりますが、バイブルですし、読むタイミングで心にストンと落ちる部分が違います。

強くオススメします。

苦しい日々をどう生き抜くか

 

愛着障害についての知識を持った。

じゃあそれで光が見えるのかっつったら、そうはいきません。

 

里父、里母、足並みがそろわないと、これまた苦しむのよ。

 

“里父の前だけ態度が違う“

“里母にだけ攻撃してくる“

“実子にイジワルをする“

 

などなど。

 

とにかく家庭によって、里子によって問題行動は違います。

 

夫婦、家族会議。報告、連絡、相談。

 

養育方針が合わずに、里親夫婦の関係が悪くなるなんて、本末転倒の例文に使ってもいいくらいじゃない!?

 

わが家も、たった一人の小さな巨人(ラブリン)によって、家庭の雰囲気はガラッと変わりました。

 

夫婦の考えは、まったく一緒とはならなくても、擦り合わせ、妥協点を見つけることは必須だと思います。

まとめ

・愛着障害の知識を持ちましょう

・夫婦、家族で話し合いましょう

・愚痴れる仲間を見つけましょう(かなり重要)

里親って孤独。

児相さんは、「なんでも言ってくださいね」っておっしゃるけれど、実際忙しくてなかなか捕まらない。そして結局“レスパイト“を勧められるだけ。

里親やってる人にしかわからない悩みがある。

しかも、同じ気持ちになったことがある里親にしか、伝わらない悩みがあるんだよ・・・。

ちなみになんですが、石の上にも3年とはよく言ったもので、わが家のラブリン、委託3年でだいぶ落ち着きました。

 

 

どうか、どうか、悩み苦しむ里親さんに届けーー!!

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