ようこそおいでくださいました。
娘に雑魚キャラとあだ名を付けられた
wapeko( @wapekopeko)でございます。
雑魚キャラでも、実子と里子を育てていますw
こちらのブログは、悩み苦しむ里親さんが、孤独にならないように
また、養育里親を目指している方の参考になれば良いなという想いでつづっております。
里子ラブリン5才㊚ 委託もうすぐ1年!!
愛着障害の出かたって色々ですよね。
いろんな出かたがあるけど、アルアルもありますね。
“愛着障害の子どもは痛みに鈍感“と知った時は、それうちの里子だ!って、鳥肌が立ちました。
その話、させてもらってよろしい?
6月から幼稚園生活が始まりました。
二年保育なので、年中さんです。
【ルールを守る】ということを必死になって教えてきたこの一年。
幼稚園に入った途端、一年間教え続けて、やっと身についてきたことがごっそり抜けました…。
絶望…
絶望を感じる度に、諦め。
でも諦めきれずにまた教える。
そして絶望して諦める。
この繰り返しの一年でした。
ようやく、さじ加減がわかってきた気がします。
一喜一憂しなくなり、いい感じの「もうええわ」をつかんだと思っています。
さて、前置きが長くなりましたが、本日は「♫あたりまえ〜あたりまえ〜♫」な出来事で、ラブリンが普通の子に近付いた事を実感したお話をば。
愛着障害の子は痛みに鈍感
軽度ADHDにより、注意力にかけてる、更に体幹ZE~RO~♪でとにかくよくコケます。
保健室にご厄介になることもしばしば。
「今日はお友だちと出会い頭にぶつかったみたいで。おでこの真ん中をぶつけたので、冷やしました。」
と。
まぁそれはいつものことなので驚きません。
そのまま話を聞いていると
「それでラブリン、ワーーっと泣きまして」
「え!?泣いたんですか?ラブリンが!?」
「はい。」
先生キョトンですよ。
ぶつかった=泣く
これあたりまえネ。
まぁ、程度によっては泣かない事もあるでしょうが。
以前も書きましたが、ラブリンは痛みでは泣きません。
これはかなり痛いやろーっていう怪我をしても。
愛着障害からきてるのか、施設にいた時に「泣かないで偉いね」と褒められていたのかわかりませんが。
ケガをした日はいつも
「今日ここケガしたの。でも泣かなかった。」
と言います。
その彼が、ワーーっと泣いたと。
ラブリンに、
「何で泣いたん?」
と聞いてみたら
「痛かったから」
と。
愚問のように聞こえますが、私はやっぱり驚きました。
痛くて泣く、普通の子どもに近付いてる…。
安全基地を持つこと
委託当初、楽しい場所に行くと、ぴゅーっといなくなっていたラブリン。
糸の切れた凧と言うより暴走列車。
それが、最近では私がどこにいるか常に気にしていたり、私を探すようになりました。
「寂しい」と言うようにもなりました。
これもいたって普通のことなんですがね。
安全基地とまではいかなくても、私たちを“特別な存在“だと思い始めているようです。
関係を作ることが 難しい里子の不適切な行動とは
親という、特別な存在がいなかったラブリンとの関係づくりは、お互いに命がけでした。
神経さかなでされること。
頭に血がのぼること。
鬱になりかけるほど毎日しんどかったこと。
綺麗事ではやっていけないこと。
周囲の里親聖人説に苦しめられたこと。
本音を吐き出す場所がないこと。
死ぬほどしんどかったです。
愛着障害は時間をかけて落ち着いたとしても、自閉症とADHDとはずっとお付き合いすることになります。
問題は尽きないんだろうなぁ。
うまいこと、脱力しながらなるべく省エネで関われたらいいなぁ。
そんなん無理なんかなぁ。
毎日毎日同じこと言うの、疲れるんだよなぁ。
興味がある事は一回で覚える。
興味がない事は100回言っても覚えない。
はぁ・・・
とそんな感じの今です。
しかしながら、発達障害児の育児を経験して、私の視野は確実に広くなりました。
ストレスにも強くなりました(たぶんw)
実子も成長しました。
さて、二年目はどんなことが起きるんでしょうかね・・・。
まとめ
同じことの繰り返しのように思える日々でも、ちょっとした変化で、関係が深まったと感じることがあります。
その変化を、見逃さないことが、やる気につながります。
まぁ、日々疲れることばっかりで、そのやる気ってのはすぐに消えるんですけどね笑
砂浜の文字のように・・・。
儚い・・・。
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