里子の言葉で、家族について考える年明け。

愛着障害

ようこそおいでくださいました。

娘に雑魚キャラとあだ名を付けられた

wapeko( @wapekopeko)でございます。

雑魚キャラでも、実子と里子を育てていますw

こちらのブログは、悩み苦しむ里親さんが、孤独にならないように

また、養育里親を目指している方の参考になれば良いなという想いでつづっております。

 

 

令和5年が始まりましたね。

里子ラブリンは、我が家で3回目のお正月を迎えました。

我が家の年末年始は慌ただしいのですが、それにも慣れてきたようです。

昨年のお正月は、親戚にいただいたお年玉を目の前で開けて中身を出してしまい、焦りました(^_^;)

今年は念を押していたので、セーフ笑

何が起きるかわからないのが養育ですね。

故郷の施設に帰る!?

ラブりんは、我が家から少し離れた場所にある施設に住んでいました。

遠出する時に、その施設の近くを通るのですが、通る度に

 

「もうすぐ〇〇さん(施設の名前)だ〜」

と言います。

「〇〇さんに戻りたいの?」

と里父が聞くと

「ううん。お泊まり会(レスパイト)なら行きたいけど、住むのはお家(我が家)」

 

このやりとりも、ほぼテンプレートです笑

今回は、一つ聞いてみました。

 

「なんでうちがいいの?」

 

この質問は、前にも一度したことがあります。

その時の答えは

「えっとね〜。遊びに行けるし〜。おやつも食べれるし〜。テレビも見れるし〜。」

「それやったら施設でもできることやけどね」

「あ、そうか・・・。」

 

と、まぁこんな感じで会話は終わり。

自分の居場所はここ。

今回の返事はと言うと

 

「家族やから!」

 

深くないですか!?

この回答。

 

ラブリンは、良くも悪くも嘘がつけない子ですし、人の顔色をみて、上手を言える子ではないので、これは自然に出た答えだと思うのです。

 

そしてしばらくこの言葉を噛みしめてみました。

 

家族って、自分にとってメリットがあるから一緒に住むわけじゃない。

家族だから一緒に住むんだよなぁ。

 

逆に言うと、デメリットがあっても一緒に住むのが家族。

夫婦だって

実子だって

里子だって

家族だから、一緒に住んで

すったもんだあって、怒られて、許されて、褒められて、怒られて・・・一緒にいる。

『何かしてくれるからここにいるんじゃなくて、家族だからここにいる』

ラブリンにとっては何気ない回答だったかもしれないけど、私にとっては噛みしめたくなる言葉となりました。

 

我が家オリジナルのミンチボールを、ラブリンも一緒に丸めてくれました。

絆作り、うさぎのように一足飛びには難しいけど、今年もぼちぼち、じわじわ進んでいけたらいいなと思います。

そしてそして、素敵な里親さんのところに、もっとたくさん委託になりますように。

自宅で苦しんでいる子どもたちに、支援が繋がりますように。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

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