ようこそおいでくださいました。
娘に雑魚キャラとあだ名を付けられた
wapeko( @wapekopeko)でございます。
雑魚キャラでも、実子と里子を育てていますw
こちらのブログは、悩み苦しむ里親さんが、孤独にならないように
また、養育里親を目指している方の参考になれば良いなという想いでつづっております。
里子ラブリン6歳 委託2年8ヶ月
研修で、多くの里子は過食になると聞きました。
思う存分食べさせたら、そのうち落ち着くと聞いたのですが、本当に大丈夫でしょうか?
うちも信じられないほど食べました。
過食については、わが家でも悩みましたので、そのお話をさせていただきますね。
里子と過食
過食は里子あるあるですね。
ラブリンも
ガッちゃんかな?お皿まで食べるのかな?
と思うほどよく食べました。
特におやつ。
もうおしまいにしないと晩御飯食べれなくなるよ
というと癇癪をおこす。
実子ならしなかったけど、吐いてもいいからたくさん食べさせて、限界を知ってもらおうとしました。
すると、コス○コで売っているレンジでチンするポップコーンを一袋、チョコレートの、し○コーンを一袋完食し、それでも止まらなかったので、さすがに止めました。(当時4歳)
思う存分食べさせて大丈夫!?
おやつはもちろん、食事も量を管理しよう。
それでも、同年代の子よりはたくさん食べてきたし、委託当初の写真と比べると、1ヶ月もせずに顔がまんまるになりました。
こうして2年8ヶ月きたわけですが、思う存分食べることで、満たされない部分が埋まるなら食べさせた方がいいのかな?と思いはじめ、Twitterで聞いてみると、思いもよらない反響とご意見をいただきました。
多くの里子は過食に走るので、好きなだけ食べさせてくださいと、研修で習いました。なので、好きなだけ食べさせたら、ひくほど食べました。今は量を管理していますが、好きなだけ食べさせ続けている里親さんいますか?その結果、良い方向に向いましたか?
— wapeko (@wapekopeko) February 14, 2022
先輩里親さん、施設職員の方のご意見は全て、最初はたくさん食べても、安心したり、信頼関係が築けると治まってくるということでした。
これまで本人のために色々と考えてやってきたけど、また思う存分食べさせてあげて、満足、満腹を感じてもらおう!
ラブリンの食べる量を把握していたので、制限を辞めたらどうなるのか、不安はありながらも、覚悟を決めて寮母さんよろしく、大量のご飯を用意しました。
すると6歳にして、結構食べる里父の上をいく量を食べるという・・・。
おかわりしても、途中でお腹いっぱいになったら残していいからね。
と言っては、飲み物のように食べ続けるラブリンを祈るような気持ちで見守り、本人からの「お腹いっぱい。ごちそうさまでした。」を待ちました。
最後はフードファイターのように、お茶で流す、口に運ぶが口が開かない状態で、そこまでして食べなくても・・・と思いつつ
あぁぁぁ、もう限界・・・動けないぃぃぃ
と横になり、翌日は何度もトイレに行ってました(・_・;
たくさん食べて本人は上機嫌。
本来は食べることで満たすのではなく、私たちとの愛着関係で満たされて欲しかったけど、まぁいいか〜と思っていました。
思う存分食べさせた結果
そんなある日。
お腹いっぱいやから残す〜
というので、キッチンからお皿を見たらほとんど食べている。
ん?
と思って近くで見ると、ひじきがお皿にチョロチョロとついていました。
我が家は食べ物を粗末にすることはNG
好き嫌いがないラブリンは、今まで教えなくてもお米一粒、お汁一滴も残しませんでした。
それなのに、このひじきが食べれないってか?
『綺麗に食べるのが面倒くさいからやな』
とすぐわかりましたが、再度確認しました。
たったこれだけのひじきが食べれないってこと?
うん
お腹いっぱいで?
うん
そっか。それじゃ、この後ケーキあるけど食べれないね!
(その日は姑さんのお誕生日でした)
あわてて
食べる!食べれる!
量を無制限にして、残しても良いことにしたら、こうなることは予想してましたよ。
でも実際にやられるとがっかりする。
満たされて、自分の適量をわかってほしいと思って、悩んだすえにやった結果がこれだもん・・・。
こちらの気持ちは、おかまいなしなのも慣れっこだけどさぁ。
悲しいよ、里親だって人間だもの。
この件に関しては、間違えている部分を言って聞かせました。(それでもこっれきりしないとは思ってない)
更なる残念な結果と現在
そして数日後。
安定のフードファイターぶりでしたが、ごちそうさまでしたと言い食器をさげてきました。
里母の第六感はすごい。
重ねていたお茶碗とお椀を取ってみると、お椀にはお味噌汁の具がたっぷり。
ひじきの件から数日っすよ・・・。
しかも今回は、お皿を重ねてバレないようにしてるんっすよ・・・。
しかも普段やらない里父のお皿も一緒に下げて、どさくさに紛れさせる作戦も併用っすよ・・・。
食べ物だけでなく、私たちの気持ちも粗末にした。
お腹いっぱいなら残していいと言ったけど、食べたくないものを捨てて良いとは言ってない。
食べ物を粗末にして、こんなズルをする人間になるなら、たくさん食べさせなければ良かった・・・。
気持ちを削がれることはこれまでたくさんあったけど、今回のは本当に悲しいことでした。
子供の頃ピーマンが嫌いで、よく母親に見つからんようにこっそり残してたわ〜
とかいうエピソードとは違うんです。違い伝わるかなぁ・・・。
私はラブリンが苦手な食べ物は出しません。(ほぼないけど)
施設で習得したのか、苦手な食べ物は、お茶で流します。
ラブリンのためにと思って悩んで考えてやったことが、ことごとく残念な結果に繋がり、
こんなことなら、やるんじゃなかった
と落ち込む日々。
気持ちを立て直すのにも時間がかかります。
現在は食べる量を元通り、こちらが管理しています。
思う存分食べさせるのは、委託当初なら有効だったのではと思います。
まとめ
過食に対して、思う存分食べさせるのは、委託当初なら有効だったと思います。
ただ、吐くまで食べますし、吐いてもなお食べる子もいます。
満たされないものを、食事で満たそうとしているので、養育者との関係が深まれば、治ってくるはずです。
わが家は段々とお腹いっぱいがわかるようになってきました。
さて、里子の過食、どう対応されますか?
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