ラブリンとの生活6日目
改めて思うことは、家庭ってすごくたくさんルールがあるってこと
施設に長くいたラブリンは、好き嫌いなくお野菜も食べるし、ダラダラ食べないので非常に助かる
歯磨きの習慣もきっちり付いてるし、寝る時間もきっちり身についてる
車なんかで寝ちゃっても、寝起きにグズることはなく、さっさと歩いてくれる
こんなこと、実子の時にはあり得なかった
だけど見たことない物や、経験してない事が結構あって、それが気になって仕方ないってことが多々ある
その度に、同じことを何度も何度も何度も何度も言って聞かせる必要がある
例えばラブリンは声がもーのすごく大きい
施設ではそれでも良かったし、そうでなければいけなかったのかもしれない
でも家庭ではそのボリュームだと、ご近所に響き渡る
喋る声もさることながら、歌が大好きなラブリン、サビにくると盛り上がって爆音になってしまう💣
せっかくご機嫌なのにその都度注意するのも気が引けるけど、これはご近所さんとの関係もあるし、言わないといけないこと
「どのお家も、みんながうるさくしないようにルールを守って住んでるんよ。そのルールが守れない人は、お家に住めなくなるんよ。それはラブリンだけじゃなくて、お父さんも、お母さんもみんな同じ」
と、長々と言って聞かすこともあれば、
「ボリューム!」
と言うこともある
一日何十回言うかわからない
また、ラブリンは扇風機を知らなかった
なので扇風機のスイッチが押したくて仕方ない
何度言っても「寒い」と言って消す
本人汗だくやのに寒いわけないやん😅
と思ってたけど、施設は空調が整ってるから扇風機なかったのかも…
だから直接風が当たるのが寒いと感じるのかと
本人に聞いたら「はじめてみた」と
だからボタンを押したがる
「押したい気持ちはわかる。でも付けたり消したりして遊ぶ物じゃないよ」
と言ってもやめられない
食事中、食卓にマヨネーズなどの調味料や、ドレッシングを置く
どの家庭でもあるセルフサービス調味料
ラブリンは、目の前に出されると、すでにかかってるのにかけたがる
何度も何度も…
施設では調理済みの物が厨房から運ばれるので、調味料セルフサービスなんかはおそらくない
もうこれ以上かけたらかけすぎやから
と言ってもかけたがる
家庭には触っちゃいけない物がたくさんある
パソコン、タブレットなど、何回注意したことか・・・
ボタンで遊んじゃいけないことも
調味料かけ過ぎたら駄目なことも
理由はしっかりわかってる
だけど
わかっちゃいるけどやめられない
スーダラ節ラブリン😌
根気がぁぁぁーーーいるぅぅぅ💨
里親に登録するにあたり、研修と実習で学ぶ事に加えて
たくさんの里親関係の本やブログを読んできた
その中に
「実子の子育てが通用しない」
と書かれていたことを思い出した
全く通用しないわけではないけど、同じようにしても、うまくいかないことがある
生まれたときから関わっている実子と、私たちの知らない空白の4年間があるラブリンと、同じ訳がない
ラブリンの何が大変なんやろうと考えてみた
そしてでた答え↓
サラ(新品)の状態じゃないからやわ!
そう思った
夫にそれを話すと「折り紙と一緒やな」とナイスな物に置き換えてくれた
サラの折り紙は折りやすい
しかし、一度折った折り紙を、他の作品に折り直すのは、すごくやりにくい
破れないようにそっと解体して
折りやすくするためにシワを伸ばし
丁寧に折り直す
ラブリンとの関わりは、こんな作業だなと思う
これがわかったことで、とても楽になった
ラブリンは笑顔がとっても可愛い❤️
やりやすい子だと思う(今のところw)
来週ケースワーカーさんと、児童心理士の方が様子をみに来られる
その時に、正式委託の意向を伝える予定
家族になろう(^-^)
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