『発達検査反対夫』に納得してもらった話

発達障害の育児

わが子は発達障がいなんじゃ・・・と疑う母。

気にしすぎやろ。と安心させるためなのか、受け入れられないのか検査を反対する父。

 

これはよくある話のようで。

 

我が家も例外ではなかったです。

 

話を進める前に、私たち夫婦がどんな関係なのかを記しましょう。

 

  • 夫婦で子育て談義はよくする方
  • 夫は自営業のようなものなので、ほぼ毎日自宅にいる
  • 息子(ぼー)はお母さんっ子で、夫に勉強をみてもらうと緊張するので基本私がみる
  • 車で言うと、猪突猛進の私がアクセル、石橋叩いてもすぐには渡らない夫がブレーキ

 

そんな夫婦です。

 

検査を受けるか否かを決めるのは、夫婦のパワーバランスや、普段の関わり合いが大きく関係している気がします。

 

 

まず、お勉強が苦手な子が受けれる発達検査があると知ったのは、四年前の2014年頃かな。

教えてくれたのは、長男の幼稚園時代のママ友でした。

 

私の知識不足だったのか、その時はまだまだ発達障がいの認知度が低かったからなのか、そんな検査があることが驚きでしたね。

 

さっそく夫に相談。

 

f:id:wapeko:20181221114453j:image

 

しばらく考える夫。

(夫、石橋叩き中。この時間猛進女、結構ドキドキする)

 

夫「検査を受けたら何か変わるん?例えば劇的に勉強ができるようになるとか」

私「いや、それはないんちゃうかな、さすがに」

夫「ほんなら何のために受けるん?何かしらの障がいですって結果が出たとしても、学校でわからんことは、親が教えてやっていくしかないんやろ?それなら今と同じやん。何より、その結果次第でぼーが自信なくすんちゃうかと、それが心配やわ。俺が気になるのはそれだけ。」

 

 

 

やること今と変わらないなら受ける必要あるのか?

本人が自信をなくさないか?

 

石橋さん、いや夫が言うことはとってもわかる。まったくその通り。どちらも子どもを思う気持ちは同じ。

 

だけどなんだろう・・・。

心が晴れない・・・。

 

 

なんで私は検査を受けさせたいんやろう?

検査を受けるのは誰のため?

ぼーか?それとも、このしんどさから抜け出したい私のためか?

勉強ができないのは私のせいじゃない、障がいのせいだ!と安心したいのか?

 

 

考えたねー

問うたねー

何度も夫婦で話し合ったよねー

平行線だよねー

 

で、限界がきた。

 

もう、どうやって勉強を教えたら良いのかわからない。

思い付く説明は全部やりつくした。

万策尽きた。

誰か助けてーーーーーー!!!!!

 

f:id:wapeko:20181221115901j:image

 

そして考えがまとまった。

 

「私は、ぼーに学習障がいというレッテルを貼りたいわけじゃない。ただ、学習障がいとわかれば、専門的な教え方があるかもしれない。ぼーは、普通の子より勉強するのにエレルギーも時間もかかるから、少しでも楽に勉強ができる方法があるなら、専門の人に教えてもらいたい!」

 

そう夫に言いました。

 

 

「そうか。万策尽きたか。ぼーに勉強教えるの大変やもんな。受けたらいいんちゃう?」

 

良かったぁぁぁぁ。石橋さん、いや夫が納得してくれたぁぁ!

 

念のため書いておきますが、私たち夫婦のバランスにおいて、このブレーキは大事なお役目ですよ。私一人では暴走してしまうのでパラリロパラリロ。

 

早速検査の予約をしました。

まずは保健士さんと私の面談を受け、予約待ちをしたわけですが、結果、検査を受けるまでに一年も待ったのです。

人口にもよるでしょうが、こんなに検査や指導を必要としているお子さんがおられるのに驚き。

 

夫に理解してもらった後に訪れるのが、本人にどう説明するか問題。

当時もう4年生だったので、ごまかしは通用しない。でも障がいなのかどうなのかの検査を受けるよなんて、怖くて言えない。

なので、夫に話した、私が受ける理由そのままを伝えました。

 

 

私「あのさ~、お母さん、ぼーにうまいことお勉強教えてあげられへんやんかー」

ぼ「え、そうかな~」

私「うん、そうやねん(強引) でな、ぼーが楽にお勉強できる方法を教えてもらいに行きたいねんけど、それには、ぼーがどんな感じかわかってもらわなあかんから、一緒に行ってほしいねんよー。」

ぼ「ふーん」

私「でさ、二時間くらいかかるらしくってな。それ終わったら、二人だけで晩御飯食べて帰らへん?」

ぼ「うひょーーーーーーヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。いつ?いつ行くん?」

 

といったわけで、第二関門突破したのでした。

 

家族が多い我が家では、外食もさることながら、私と二人っきりなんてミラクルな出来事。

「いやぁ、貴重な時間やなぁ」と言うと「記念に写真撮りたいくらいやわ」と言ってくれたので、何枚も二人で同じ顔して撮りました。

 
f:id:wapeko:20181221120655j:image

 

し・あ・わ・せ

 

 

 詳しい検査結果のことは次回書きましょうね。

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました